たまごビル健康講座   平成19年2月10日



2月度 演題 
 
うつ病を克服・社会復帰

      体験発表者 K.K.さん
      講師  たまごビル院長  石垣 邦彦 先生





 うつ病を克服して社会復帰されたKさんが体験発表されました。
Kさんは、一流企業でエンジニアとして活躍され、生命保険会社へ
転職後、うつ病になりました。契約がうまく貰えなくなると、契約を
貰う事ばかり考えるようになり、あせればあせるほど契約が益々
取れなくなりました。

「このままで仕事がやっていけるのか」、「自分はこの仕事に向いて
いないのではないか」と不安になり、集中力も無くなりました。

夜中3時ごろ目がさめて、寝られない状態になり、睡眠不足で絶えず
ぼおっとしていました。仕事も益々うまくいかなくなり、家族ににも
あたってしまう様になりました。

車を運転中、睡眠不足から眠ってしまい事故を起こしてしまいました。
これは何とかしなければならないと、診療所に行きました。
うつ病と診断され、薬を貰いました。この薬で眠れるようになり改善
されましたが、2ヶ月ほどで薬が効かなくなり、ますます強い薬を飲む
ことになりました。

そんな時、会社の恩師から、「いい先生を知っている。絶対良くなるから」
と言われ、半信半疑で石垣先生のもとへ連れて行って頂きました。

石垣先生から、「身体が悪い」、「頭に血が上っていて、集中力が付く
はずが無い」と言われ、お腹を押さえ、「これはひどい、内臓が弱っている」
といわれました。




自分は精神的な病気だと思っていたのでビックリしたとの事です。
ROB治療を受けると身体がすうっとし、薬が無くても眠れ、集中力が
出てきて、元気も出てきました。

小さい時から早食いで、冷たい物を好んで食べ、胃腸を弱らせていたため、
集中力が切れてしまう症状が出ていましたが、それが様々な要因と
重なってうつ病となった事を実感しました。

ROB治療でうつ病を克服し、会社の恩師の指導も在り、エンジニアの
知識を生かして契約も取れるようになり、MDRT(保険や金融のトップ
クラスのメンバー)入りも出来ました。

これも石垣先生や多くの人々の助けが有ったものと感謝しています。

【たまごビル院長 石垣 邦彦先生】 


 うつ病とは何か。現代医学で言う“うつ病”とは、不安、悲観、睡眠障害
などの多くを持っている事を言います。誰でもが少なからずもっている物です。

これを薬を使い、興奮状態にしたり、睡眠薬を飲ませて眠らせたりする事
で治療しようとしています。しかし、薬はすぐ効かなくなり、強い薬を使ったり、
多くの薬を処方する事になっています。

これでは、副作用も有り、益々症状が悪くなる事も多くなっています。
 Kさんの病気の原因を調べていくと、胃腸を弱らせていく習慣が有ります。
早食い、冷たい物を好んで食べる、大食いなどです。

沢山食べられるから健康とは、間違いです。正常な胃腸では、必要なだけ
食べれば、食べなくなります。胃腸が弱れば食べ過ぎも分からないのです。

また、頭を突き出す姿勢の悪さから、内臓を圧迫する姿勢も悪影響を
与えています。これらの原因で血液の循環も悪くなり、頭に血が上った
赤ら顔となっています。



身体が悪かったのです。しかし、現代医学の検診では何も出てきません。
正常とされてしまうのです。
ここで、たまご理論では、健康な状態を正確に判断できる健康体の
3原則を提言しています。

健康体の三大特徴
(1)頭部と足先の温度差
   「健康体」の場合、頭部が足先より役1度から
    3度高い範囲である
(2)腹部の形態と腹部の温度分布
   「健康体」の場合、立位で上腹部が下腹部より
    少し低く手で圧迫しても圧痛はなく、しこり
    もなく、その圧迫をとくとすぐに元に復する
    柔軟性があり適度な緊張がある。また、腹部
    全体は温かくほぼ同一温度である。
(3)立位での姿勢
   「健康体」の場合、正面からみると脊柱は
    正中線上でまっすぐであり、側面からみると
    生理的に適正なS字状の湾曲を保ち、人体の
    各部に余分な緊張と力の過剰な負担がない

    
 です。
この健康体の3原則に照らして自分の健康状態を知り、ROB治療を行い
健康状態に戻して行く事で、病気を克服出来るのです。