4月度 演題 内臓の動きと人体力学 講師 たまごビル 院長 石垣 邦彦 先生 |
YBさんは頚椎ヘルニヤで、首に激しい痛みと、左肩から、手の痺れ、呼吸が出来にくく、食事もとれない状態になり、大学病院で手術をする事になっていました。 しかし、手術をすると、寝たきりになる可能性があり、痛みは一時的に取れても、再発し、痺れは残るとの事でした。 このとき、石垣先生を紹介され、ROB治療を行ったところ、手足が温まり、みぞおち部分が柔らかくなり、背中も伸び、左肩から手足の痺れや、首の痛みもとれ、仕事に復帰できました。 なぜ、手術をしないで頚椎ヘルニヤが治ったのか。石垣院長から、世界で初めて「内臓の動きと人体力学」について解説がありました。 左の写真は正姿勢を示す石垣院長。 正姿勢はゆるくS字型をえがく姿勢で、バランスがとれ、本来、体や手足を動かすのに一番楽な姿勢であり、身体に、無理がかからない姿勢です。 (写真左) 治療中のある患者さん。まだ内臓の動きが十分でないため正姿勢がとれない。 (写真中央) 上腹部はまだ硬く押すと痛みを感じる。 (写真右) 手は写真のように上まで上がらない。上腹部の動きが悪いと手足がよく動かない事がわかる。 (写真左) 患者さんの治療前の姿勢。 (写真中央) 前かがみでひざを曲げた姿勢では、上腹部が柔らかくなり、押しても痛まない。 (写真右) 手も自由に上まで上がっている。 内臓の動きが悪いため上腹部は硬く、体は自由に動かせません。 この為、上体をかがめ、ひざを曲げてかばっています。 この悪い姿勢では上腹部が柔らかくなり、体は自由に動けますが、この無理な姿勢を、 長期間続けたため、腰痛が起こったのです。 ROB治療で、内臓の動きを良くし、上腹部が柔らかくなれば、正姿勢が出来ます。 自然な姿勢で、身体に無理がかからなくなります。 原因が無くなる為、頚椎ヘルニヤや腰痛、股関節変形や、膝痛、外反母趾まで、痛みがとれ、治ってきます。 ROB治療で、内臓の動きを良くすれば、姿勢が良くなり、様々な痛みが取れてきます。 これがたまご理論による、内臓の動きと人体力学です。 |