2月度 演題 突然死を防ぐ 講師 たまごビル 院長 石垣 邦彦 先生 |
突然死とはどのようなものなのか、と言う事から始まりました。 突然死 @ 心臓の病(70%) 狭心症、心筋梗塞、不整脈、心室細動 A 脳の病(10%) 脳出血、脳梗塞、くも膜下出血 B 呼吸器の病(20%) ぜんそく、睡眠時無呼吸症候群 たまご理論を応用し、対策を考える 突然死の70%は心臓の病であり、その内80%が「虚血性心疾患」です。 この虚血性心疾患は、心臓が動く為に必要な血液が不足して、心臓が動かなくなる物です。 又、心室細動とは、心臓が小刻みに痙攣を起こす為、血液が送られなくなり心肺停止に至るものです。 この病気は特殊な電気ショックを与えなければ10分ほどで死亡する恐ろしい病気です。 しかし、医師法により一般の人は使用できない為、多くの人命が失われています。 (現在はAED 自動体外式除細動器の使用が出来るようになり、たまごビルも普及活動をしています) ここで、恐ろしい数値が石垣院長から紹介されました。 信じられない事ですが、心肺停止で病院に運ばれた人は9万人ですが、生存した人は 2%の1800人との事です。 つまり心肺停止になったら、98%死亡しているのです。 また、突然死は寝ている時と、起きてから2時間以内が一番多いのです。 これは体の循環機能が弱っているからです。 そこで必要なのは、心肺停止にならない体を作らなければならないという事です。 現在の医療では、原因が分らない症状には薬を使い、治らなければますます強い薬を処方しています。 薬は必要なものですが、使い過ぎると体を弱め、害になります。 出来るだけ薬を減らすには、原因をしっかり見極めて健康体に近づける事です。 病気を治すのは難しい事ですが、自分の体が健康かどうか、また、健康体に近づいているかは、分りやすい事です。 たまご理論による、健康体の3原則、 頭部と足先の温度差 腹部の形態と腹部の温度分布 立位での姿勢 をしっかり見極め、自分の体を管理して行く事です。 |