たまごビル健康講座   平成15年5月10日



 
 5月度 演題 
       高脂血症 本当の基準値は

  
          
 講師  たまごビル 院長 石垣 邦彦 先生






石垣先生の所に来た、あるガン患者さんが、ガンが治ると言う団体の言葉を信じ、
検診もせずにいたところ、ガンが大きくなっていたと言う話がありました。

自分を守るためには、正しい知識が必要と言う話から始まりました。
 ○ 正しい知識を知る
   必要西洋医学による検診は必要です。
   しかし、西洋医学に抜けているものを知る必要があります。
   消化管の運動機能と力学的安定です。

 ○ 基本の確認薬を飲むと、⇒胃や腸(弱る) ⇒肝臓(負担) ⇒血液(汚れ) ⇒腎臓(弱る) となり、
   薬を飲むと身体が弱っていきます。
   特に高齢者には薬を出来るだけ少なくする事が大切です。
   ROB治療で薬を必要としない身体を作りましょう。

 ○ コレステロールの知識
   コレステロールは血液中の脂肪の一種です。
   身体の原料(細胞、神経、血管、ホルモン、など)となる、重要なものです。
   コレステロールが上がり過ぎる ⇒ 心筋梗塞を起こしやすくなる。
   コレステロールが下がり過ぎる ⇒ 免疫力が弱まる。(ガンや感染症にかかりやすくなる)
   コレステロールは食べ物により増えるが、食べすぎでも増える。(食べ過ぎない事が大切)
   日本人は欧米人に比べ、心臓病は非常に少ない。

 ○ コレステロール値の本等の基準値
   日本ではコレステロール値が220以上は下げるようになっています。
  
         
                (表1)コレステロール値を下げる  



          
                     (表2)コレステロール値別死亡率 


(表1)はある製薬会社の製品を飲むことで、コレステロール値を下げた結果です。

しかしその結果(表2)で解るようにコレステロール値が220の人が180未満に下がった場合、
死亡率は上がってしまっています。ガン、心筋梗塞もかえって増えています。

たまご療法ではこの事から、280未満は調整する必要がないと指導しています
(心臓が悪い人は240)

コレステロール値に惑わされる事無く、生活習慣を正し、ROB治療で内臓の働きを活性化し、
元気で気持ちいい生活をおくりましょう。