8月度 生きる力をつける講座               平成26年8月9日



 生きる力をつける講座 

    悩み多く、思わぬところに落とし穴のある人生をどう乗り切るか、

    その落とし穴の解決方法を考え 「生きる力」を身につけていただきます。


     [上腹部の柔軟性] は生きぬく・死にゆく力をつける

    
Iさんの 体の感覚を取り戻す
        
        講師 たまごビル院長   
            石垣ROB療法研究所 理事長

           石垣 邦彦 先生

【石垣 邦彦 先生】 
 
 東日本大震災時、地震・津波に備えた釜石の小・中学校での防災教育が多くの小中学生や、その家族を救いました。

 実に釜石の小・中学生の99・8%が助かりました。そのことが、「釜石の奇跡」と言われます。
釜石では100年の間に3回も大津波におそわれ、特に「明治三陸津波」では、当時の釜石の人口6500人のうち4000人が亡くなっています。しかし、年月を経ると、以前に大災害が起こっているにも関わらず、なんとなく“津波は来ないだろうな”、“大丈夫だろうな”と思ってしまうものです。
 

 人間の死にも同じことが言えます。人間は必ず死にます。
釜石の奇跡では、インドでの津波を見た経験から、「分かっていながら、津波で命を落とす事がないように」という思いで始まります。たまごビルでも、「分かっていながら、この患者さんを死なすわけにはいかない」という思いがあります。しかし、注意事項を守らないで、死んで行く人もいます。死の直前で、かろうじて生きている人もいます。

 ある患者さんの場合、HbA1c(ヘモグロミン・エイワンシー)の数値が10以上のままでした。知識としては“糖尿病網膜症”を起こす、“神経症”を起こす、“腎不全”を起こす事は知っていました。しかしついに目がみえにくくなってきました。その患者さんは、「まだ大丈夫かなと思っていました。仕事が休めないので、ついそのままになっていました」と反省しています。

 糖尿の合併症としては肺炎、脳梗塞、心筋梗塞もあります。だんだんと危険な状態になってきました。
現代医療では、どうしょうも無い状態になっていました。HbA1cの値を下げるためには糖尿の薬がいる、その糖尿の薬の副作用が間質性肺炎の原因になっている。しかし、糖尿の薬を減らすと、HbA1cの値を下げる事が出来ない。従って、様子を見る以外に方法が無いのです。だんだん危険な状態へとなっていったのです。
なぜ、分かっているのに何もしないで死んでいくのかという事です。

 また、別の患者さんは、無理をしてはいけないと言われていたのに、ついつい頑張ってしまう状態でした、その時の気持ちは、“他人事”のような気持ちでした。自分は大丈夫だろうという気持ちです。それでは、いけないのです。

 ROB療法では「ガイドラインを信じるな」と言います。血圧の基準値は上が140以下、総コレステロールは220以下となっています。これを信じて値を下げるためクスリを飲んだ人が副作用でやられます。基準値を信じるなという事です。

 自分の体の感覚を信じること。人は数値のために生きているのではない、たとえ数値が悪くても、自分の体が“元気良く過ごせる”こと、“気持ち良く会話が出来る”ことが大切なのです。たとえ大きな病気であったとしても、一日一日を気持ちよく過ごすことが出来る事が幸せなのです。

不都合があっても、100%治療できなくても、自分の体を信じながら、自分の生活が出来る事が大切なことです。これは、“病気に振り回されるな”ということです。病気を治す事が目的ではないのです。自分たちが、元気で気持ち良く過ごせる事が大切です。まず、自分の体を整える事が大切です。ROB療法では、上腹部の柔軟性を保持する事、すなわち、深く、長く、ここちよい呼気が出来ることが大切としています。

【クスリのリスク】
Iさんは、狭心症の治療のため、手術で心臓の冠状動脈にステントを入れました。ステントに血液が詰まるのを防ぐために飲んでいたクスリが胃腸を弱らせ、腸閉塞を何度も起こしました。
アメリカではクスリの副作用の統計が出ています。日本では統計は出ていません。
統計では、クスリの副作用が死亡原因の第4位になっています。日本では、本当はもっとひどいと思われます

 
クスリを飲むと体にどんな事が起こるのでしょうか。

クスリは、自律神経のうち、交感神経を緊張させます。交感神経が緊張すると血管が収縮し、血液の流れが悪くなり、その結果胃腸の動きが悪くなります。
胃腸の動きが悪くなれば、腸で行われている免疫力が落ち、より大きな病気になりやすくなります。

クスリは、病気を治すため、短期間飲むもので、慢性疾患に長期間使ってはいけないのです。かえって副作用で、病気になるのです。しかし、長年続けてきたクスリを急にやめる事はできません。体を整えて、徐々にクスリを減らしていく事が大切です。
 【川上川下理論】

 病気には必ず原因があります。病気を診て対症療法をすると、薬に頼る事になります。
正しく病気の原因を取り除いて、根本的に病気にならないようにしましょう。

こころとからだの疲れが、生活習慣病(糖尿病)を引き起こしています。
     

   糖尿病の本当の原因は、心と体の疲れなのです。


ROB療法では、上腹部の柔軟性を保持する事で、“深く”、“長く”、“ここちよい”呼気が出来るようになり、ストレスを解消し、病気の根本原因を取り除く事が出来ます。
   

ROB療法で糖尿病の原因である、“心と体の疲れ”が解消されます。 

I さんのからだの感覚を取り戻す

Iさんは、もともとからだが弱く、生活習慣の間違いと老化から、様々な病気になりました。心筋梗塞の治療のため、手術で心臓の冠状動脈にステントを入れました。ステントに血液が詰まるのを防ぐために飲んでいたクスリが胃腸を弱らせ、腸閉塞を何度も起こしました。
 


ROB療法で上腹部が柔らかくなり、からだの感覚を取り戻し、正しい生活習慣で、腸閉塞や、心不全から解放されました。自分のからだを感じ信じる事で、ここちよい生活をおくれるようになりました。
    


【健康体の三大特徴】

ROB療法では、お腹に手を当てて上腹部の感覚を覚えます。具合が悪くなったら、最上の時の状態と比較して、何が原因か考えます。“食べ過ぎ”、“冷え”、“ストレス”か、“気圧の低下”など色々あります。必ず上腹部の柔軟性に反応があらわれます。



上腹部は下腹部より低くなければなりません。
下腹部が出た体型では、横隔膜が下がらず、内臓が圧迫され動かず、万病のもとになります。


ROB療法と、ROB療法に基づいた生活指導で、健康な体を取り戻しましょう。

たまご理論では、「人は楽しむため生まれてきた」と考えます。しかし病気に苦しみ、生きる希望を失った人々が多くいらっしゃいます。ROB治療で健康を取り戻し、楽しむ事が出来る人生をおくりましょう。
      


   
 この様に、たまごビルでは「健康講座」で病気の予防を、
「生きる力をつける講座」で事件の予防をし、
身体的にも精神的にも「生き抜く力」をみにつけていただくことを目指しております。
人生を楽しむ事が出来るのです。