3月度 生きる力をつける講座               平成25年3月9日



 生きる力をつける講座 

   悩み多く、思わぬところに落とし穴のある人生をどう乗り切るか、

        その落とし穴の解決方法を考え 「生きる力」を身につけていただきます。



            頭寒足熱  実験と体験

○薬の副作用による死

アメリカでの死亡原因の第4位が薬の副作用です。第一位は心臓病、2位がガン、3位が脳血管障害です。
薬の副作用で多くの人が亡くなっています。しかし、日本ではこの薬の副作用で亡くなった人のデータは、ほとんど出て来ません。実際には、日本でも薬の副作用で多くの方が亡くなられています。
 

   たまごビル
    石垣 邦彦 院長
○高齢者の薬の副作用

高齢者になると、体全体の調子が悪くなり、多種類の病状で悩まされることになります。そのため、その病状の一つ一つに投薬されます。しかし、高齢者の肝臓や腎臓のはたらきも弱っています。薬を解毒する排出する「はたらき」も低下しているのです。
そのため、血液の中に薬の成分がたくさん貯まることになります。血中濃度が高まるのです。
そして、今まで飲んでいた薬で、それまではなんともなかったとしても、急に、突然、副作用が起こることになります。

○世界ではじめて発表された「消化管ポンプ」という現象

生命の根源的な活動は、必要なものを外から取り入れ、消化吸収し、不要になった物を排泄する事です。体液の移動によって取り入れられたものが、必要なものは吸収され、不要なものが体液の移動によって排泄されます。

体液の一つの種類が血液です。血液の流れの中で、たまご理論が発表したものに「消化管ポンプ」という流れがあります。心臓から流れでた動脈血が腸に入り、静脈血となり肝臓を通って、右心房に戻る流れがあります。ROB治療(内臓調整)によって腸の動きを良くする事により、体の状態に応じて適切に血液が腸から心臓に流れることになります。食事と循環がリンクしているのです。それが、「健康体」を作る大きな要素になってきます。
○「健康体と慢性疾患の関係」

たまご理論で発表した「健康体と慢性疾患の関係」も、今まで医学的になかった考え方です。
病気を中心に考えると、病気だけに対応するため薬がたくさん投薬されることになります。
しかし、たまご理論では、「健康体の特徴」を中心に診て、体がすでに備わっている「はたらき」を生かすことで、健康状態に回復させ薬を使わずに健康になることができます。
 
心臓外科の権威、今村 洋二関西医科大学枚方病院院長は、一般財団法人石垣ROB療法研究所・開所式の祝辞で、「静脈還流」について話されています。

心臓手術の時、大切なのは、血液の循環です。いくら心臓から血液を押し出しても、心臓にもどる血液の流れが悪いと体全体の血液の流れは悪くなります。血液の循環で大切なことは、血液が心臓に戻ること。すなわち「静脈還流」が大事なことです。
また、今村先生は長年の臨床経験を通じてお分かりになられたことをお話しされました。
どんなに重症な患者さんでも、「手足が温かく、おしっこが出て、呼吸音がはっきりしている」方は必ず死なずに生きぬいてこられるということです。
手足が温かいことは循環のよいことです。生きる力があるということです。
日頃血液の循環を良くするためには、ROB療法を受け、ROB療法にもとづく日常生活処方を良く守ることです。
○ 頭寒足熱の実験
  健康   頭が涼しく、手足が暖かい
  不健康  頭がのぼせて足が冷たい
 この状態を実験で見てみます。
  【 頭寒足熱の実験 ビデオ  

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  実験ビデオを見る場合  写真をクリックしてください


ビデオ表示まで少し時間がかかります

  ○ 写真の説明

左例、 不健康な状態  下側(足)が冷たく、上(頭)が温かい場合、対流が起こらない。
右例  健康な状態  下側(足)が温かく、上(頭)が冷たい場合、対流が起こっている。
頭寒足熱で普段から血液の循環を良くする事が大切です。
 
   
 この様に、たまごビルでは「健康講座」で病気の予防を、
「生きる力をつける講座」で事件の予防をし、
身体的にも精神的にも「生き抜く力」をみにつけていただくことを目指しております。
人生を楽しむ事が出来るのです。