11月度 生きる力をつける講座                   平成23年11月12日



 生きる力をつける講座 

   悩み多く、思わぬところに落とし穴のある人生をどう乗り切るか、

        その落とし穴の解決方法を考え 「生きる力」を身につけていただきます。



            腹6分目で箸をおける方法

     〜食べる事は楽しみです !しかし食べ過ぎると病気になる。どう対処するか!?〜

○生き物が元気で生きる原則

 石垣院長から不思議な写真を見せられました。普通の水田と、不耕起栽培・冬期湛水水田で育てられた稲の根を比べたものです。普通の水田で育てられた稲に比べ、右側の不耕起栽培の根が大きく強く張っているのが分かると思います。



不耕起栽培とは、苗を丈夫に育てたうえで耕さない硬い土地に直接植える農法です。約2ヶ月もの月日を費やして育てた健康な苗を、少々硬い土地で育てることにより、写真で分かるような元気な強い稲が出来るのです。根が弱いままでは、環境に負けてしまいます。重要なのは丈夫な根を作り、少々悪い環境で育てる事で、元気な強い稲になるという事です。驚いたのは、恵まれ過ぎた環境では、かえって弱くなってしまう事です。人間でも同様で、恵まれ過ぎた状態では元気で長生き出来ないのです。
○私たちが元気で長生きするには。

 稲が元気で丈夫に育つには、根が丈夫であることが大切です。私たちでは、何が大切でしょうか。
人間が元気で長生きするために大切なものは内臓、とくに腸なのです。たまごビルでは、ROB治療(内臓調整)により、内臓の働きを良くし、丈夫にします。そして、次に大切なのが最適な環境です。これは最高条件(最も恵まれた状態)では有りません。人間でも恵まれ過ぎた状態では、弱くなり、長生きできません。
長生きするには、ROB治療(内臓調整)により、内臓の働きを良くした上で、適度な状態(少しひもじい状態)を保つ事が大切です。
○過食の害

現在は飽食の時代と言われ、過食の害が慢性疾患を生んでいます。肥満・糖尿病・高血圧・高脂血症が“死の四重奏”と呼ばれています。問題はストレスによる過食です。精神的・身体的なストレスにより、やけ食いが始まり、過食になる事で、様々な慢性疾患の原因を作っていきます。そこに、治療による薬の副作用が加わり、より危険な状態になっていきます。この状態を脱するには、ROB治療(内臓調整)により、ストレスを無くす事で、根本からの原因を無くす事が出来ます。ROB治療により、正しく身体の状態が分かるようになると、必要な量を食べた満足が分かるようになり、やけ食いなどがなくなり、過食の害が無くなります。当然薬が不要になり薬の副作用も無くなります。腹6分目にする事が大切なのです。

○たまご理論の食べ方6カ条

「生きもの」の「いのち」と消化管の「しくみ」を生かして
@  人間と同じ仲間である「生きもの」の「いのち」をいただくことに感謝しつつ
A  お腹が空いて、食欲のあるときに
B 腰を伸ばし、正しい姿勢で
C ゆっくり味わいながら、よく噛む。1口30回噛む
D 水分は少なく、約1杯(食前・中・後すぐを含め)
E 冷たいものは取らない

今回の表題にも有る通り、“腹6分目で箸をおける方法”が上記6項目の中に有ります。 
 
簡単に実行できる方法は“B腰を伸ばし、正しい姿勢で”です。

実際にやってみると良く分かりますが、正しい姿勢では、腹6分以上は食べられません。姿勢が悪いと、だらだら食べすぎてしまうのです。
その理由については、2009年11月5日号 河内新聞と本講座のDVDをご参照下さい。

正しい姿勢とは、
   (1)椅子の前1/3 程に座る  (2) 腰をのばす
   (3)背中を真っ直ぐにのばす  (4) 襟をただす
   (5)あごを引く
 そして
   ゆっくり味わいながら、よく噛む。1口30回噛む。
   これは、一口食べると、箸を置く事で実行できます。
 食事をされる時にはぜひ実行してください。

 
  
 この様に、たまごビルでは「健康講座」で病気の予防を、
「生きる力をつける講座」で事件の予防をし、
身体的にも精神的にも「生き抜く力」をみにつけていただくことを目指しております。
人生を楽しむ事が出来るのです。