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親子の打ちとけ合いが出来た、本当の親子になれた。 50年後に介護を通して、親子関係の行き違いが解決出来た。(体験談) |
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Oさんは、昭和18年生まれで、68歳(平成23年現在)になります。Oさんは年齢を重ねても 長年“わだかまり”をもっていました。しかし、ご両親の介護を通じて、長年の行き違いや “わだかまり”が解けたことを体験発表されました。 |
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(写真:昭和18年5月父出征時の写真。母は入院中。Oさん(3か月)は叔母に抱かれている。) |
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幼いころからOさんは、ご両親に対し自分だけが大切にされていないと “わだかまり”をもっておられました。 Oさんの実家は商売をしていたため、小さい頃、弟と妹は家で育てられましたが、兄と自分だけは祖父母のもとに、預けられました。 それから50年、兄夫婦が商売をしていたため両親の介護が出来なくなり、そのためOさんが介護を引き受ける事になりました。 介護を通じて両親と話をする機会が多くなり、様々な昔話や、苦労話から自分が感じていた“わだかまり”が誤解である事が解ってきました。 両親が大変な中、Oさんを愛情持って育ててくれた事が解ってきたのです。 母は、肺炎で入院中Oさんを出産したのです。その3ヶ月後、母は入院したままで、父は戦争にかりだされました。 この写真がその時の模様です。 |
その後家の商売と子育てが重なり、両親が大変な苦労をしていた事が解りました。自分を祖父母に預けなければならなかった理由が解ってきました。 自分も子供が出来、親の立場が解るようになっていたので、じっくりと話を聞いている間に“わだかまり”がだんだんと解けてきました。 親子といえども、介護をするという事が無ければ、これほどじっくりと話をする事が無かったでしょう。両親とじっくりと話が出来たので、誤解から生じていた“わだかまり”がだんだん解けていったのです。 Oさんの発表の後、講座に参加された方々の、それぞれの親子の問題点も話し合われました。 どれも簡単には解決出来ない問題です。しかし副院長との対話を通じ、参加者の問題をひとつひとつ解決に向かって前向きに進めて行ける有意義なものとなりました。 |
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この様に、たまごビルでは「健康講座」で病気の予防を、 「生きる力をつける講座」で事件の予防をし、 身体的にも精神的にも「生き抜く力」をみにつけていただくことを目指しております。 人生を楽しむ事が出来るのです。 |
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Oさんの体験発表風景 |
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ARRB(ROB治療による腹式呼吸)の実践 |
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